ショップの運営

お客様に伝えたい事はトップページに書かない

「ショップサイトで書いてあるから大丈夫」

「書いておいたからお客様は読んでくれる」

「書いてあることを読まないお客様が悪い」

これらは全て
お店側が自分のお店を見ているだけです。

と言うお話しをします。

もう最初に言っておきます。

お客様は

お店からのお知らせを

ほとんど読んでいません!

いや、そりゃそうですよ。

あなたは保険会社の契約書を隅から隅まで読みますか?
車を買って説明書を全て読んでいますか?
家電はどうですか?
スマホに届いたメールは全て開いて読んでいますか?

あなたが買った商品についている説明書は
メーカーが読んで欲しいものです。

あなたのスマホに届くメールは
読んで欲しいから届くんですよね?

でも絶対に全てを読んでいる人はいません。

だって面倒臭いし

読まなくても大丈夫な事が殆どだから。

これ

お客様も同じなんです。

読まなくても大丈夫なことが殆どだと思っています。
だから読まないんです。

これを何とかしないと
お店としてどうしても読んで欲しい事
絶対に伝えたい事が伝わらないんですね。

ではどうするかですね。

お知らせはトップページにしか表示されません。

僕はトップページだけに表示させることはしません。
お客様は必ずしもショップのトップページから来てくれるとは限らないからです。

検索で来てくれた人は各商品ページに直接たどり着きますよね。

だから
全てのページに表記されるようにしておかないと読んでもらえません。

BASEなどで初期のテンプレートを使っている人は
共通のメッセージを全ページに出す事は出来ません。

だから僕は

全ページの「商品説明文」に入れる

という作業をやっています。
とりあえずこれで全ページに表記させることは出来ます。

さらには
お客様に送付するメールにも記載しておく事をお勧めします。

楽天市場やヤフーショッピングでは
お客様に告知する仕組みがありますのでそれを使ってやってください。

それでも必ず伝わるとは思わないでくださいね。

読んでいないという前提で見ておかないとクレームに繋がります。

僕は夏季休暇のお知らせをトップページに書いていたんですが
休暇期間を含めその前後に注文していただいたお客様全員に
再度、夏季休暇のお知らせを送りました。

「注文時には見ていなかった」

というお客様にお知らせして納得してもらう為です。

もちろんお客様から「遅い」というお叱りは1件もありませんでした。

偶然かも知れませんし
そんな事にいちいち気を使っていられない
という人もいるかも知れません。

でも
そんな小さな事の積み重ねが
お店の信用に繋がる。

僕はそう思っています。

今日も最後までお読みいただき有難うございました。

ABOUT ME
森 よしあき
ネットショップ研究所@所長。 WEB制作のフリーランス時代に「森さんが作ったページは全然問い合わせが無いんやけど」と言われた悔しさをバネに「なぜ問い合わせが来ないのか」「なぜ売上に繋がらないのか」を研究。後に「ネットショップ専門」のアドバイザーとしてこれまで200店舗以上のECサイトを指導。「見てもらえないショップは存在しないのと同じ」を教訓にあなたのお店の売上アップの為に今日も伝え続ける。
関連記事