ネットショップ運営に携わり、これまで3件の店舗の年商1億円突破に携わりました。
そんな100店舗以上のお店のコンサルティング経験をもとに皆さんのネットショップに有益な情報を提供したいと思っています。
先日のツイートです。あなたは同業者の話ばかり聞いて行動していないと言う事はありませんか?もしそうなら、その話には再現性が無いか、もしくは気づきの部分で行動にかられるような意識が不足しているのかも知れません。だから別の人に聞いて自分で気付きを得るべきだと言う意味のツイートをしました。
教えてもらう人を選ぶ時に実績のある同業者を信奉するのは間違っている。
— 森よしあき|ネットショップ先生|シニアIT&ECサポート (@studiopasscom) January 24, 2020
あなたの仕事を判断するのは
「同業者」では無く全くの素人である「お客様」だからだ。
実績のある人の声は自分にとって安心感と説得力を与えてくれる麻薬だ。
素人の言う事を馬鹿にするのは売れていない人の専売特許だな。
教えてもらう人を選ぶ時に実績のある同業者を信奉するのは間違っている。
あなたの仕事を判断するのは
「同業者」では無く全くの素人である「お客様」だからだ。
実績のある人の声は自分にとって安心感と説得力を与えてくれる麻薬だ。
素人の言う事を馬鹿にするのは売れていない人の専売特許だな。
森よしあき Twitterより
今日は、あなたのお店が売れない時、一体誰の話を聞けば良いのかについて書いてみます。色んな場所に行って誰かの話を聞くのは大切な事ですが、聞いても再現性が無く自分が行動出来ないのであればその話は単なる「おはなし」でしかありません。
売上の種にするには誰にどんな話を聞くのが効果的なのかを知ると、自分のお店にとって有益だと思います。
時間の無い中で効果的に聞いた話を売り上げに結び付けたい方は是非読み進めてください。
<現役ショップに聞く>
実績のあるお店や有力店舗の話
これまでに「これだけ売ってきた」という過去の栄光や「僕はこうやって売上をあげている」という現状について「現役ショップ」に聞くというものです。いわば「売る側のプロ」の話。
こういう人たちの話はやはり聞く側にとって「安心感」や「説得力」というものがあります。経験した人の話は経験したことが無い人間にとってはとても価値のあるモノと判断するからです。
その人たちがやって来た事に「再現性」があればいいのですが、よくあるのが「たまたまうまく行った事」を手柄話のように喋る人。これは再現性が無いどころか、聴いている人達を不快にする事もありますよね。だって自慢しているだけなんですから。
中には一生懸命に売れるようになって欲しいと言う思いで話してくれる人もいます。その人達の経験談は貴重なものですが、それを真似しようとしてもなかなか出来ない事がよくあります。
そうなんです。人がやった事をいくら聞いても、それがどれ程良い事であっても、持ち帰ってそれを「行動に移す人」は極めて少ないんですね。
有名なセミナー講師の話を聞くとセミナー後に「100人に1人か2人しか行動しない」そうです。
だから、そのような成功談を聞いても行動に移せない人が殆どなんですね。
<素人の意見を大事にする>
買ってくれるお客様は経営や商品について全くの素人という現実
売る側の経験談よりも為になる話をしてくれる人がいます。それは「全くの素人であるお客様」です。
お客様はお店の経営、運営から言えば「全くの素人」です。でも買う時にお店や商品の良し悪しを判断するのは紛れもなくその「素人」であるお客様なんですよね。
よく「お客様の声を聞きましょう」と言うと「まだ売れていないから聞けない」とか「買ってもレビューを書いてくれない」という人がいます。
僕もお店の立場に立つと「難しい」と考えてしまいまう事があるんです。でもそれは本気になって声を集めようとしていない言い訳でしかありません。
例えばお店の商品を売らなくても誰かに「声を貰う条件で無料で使ってもらったら」どうでしょう?知り合いだと本音を言ってくれない場合もありますから出来れば関係性の遠い人の方が本音を引き出しやすいですね。
<シニアの声>はもらいやすい
僕のお客様でシニアの人が何人かおられます。シニアの人は割と物事をはっきり言ってくれるので、こちらから頼まなくても色々と話してくれるという特徴があります。
先日もあるネットショップで買い物をしたいという人の話を聞いていると色々とポイントとなる言葉ありました。
- 文字が小さいお店は買いにくい
- 書いてある文章は殆ど読まない
- 写真があるといいけど多いのは邪魔になる
こんな感じです。率直な意見です(笑
これからの時代、シニア層のネットショッピングは増加の一途をたどると思います。このような話を聞く機会があればどんどん聞いてみる事をお勧めします。自分もそうなっていくんですから嫌がらずに吸収すべきと思います。
まとめ
実際、経験者の話はとても参考になります。でもその経験者も実は誰かの話を聞いています。とりわけ「お客様の話」を聞いて自分のお店の運営に活かして来た人は多いと思います。
そんな話を聞いて自分のお店に是非落とし込んで欲しいと思います。でも実際には話を聞いても行動に移せる人が少ないの現実なんです。
その理由は「自分で気付いていない」というのが原因では無いでしょうか?
人の気付きを話として聞いているだけでは行動に落とし込めないが、自分事として気付いた事はすぐに行動に移せるように思います。
そういう意味では「本を読む」事も良いかもしれません。読んでいる途中で本を置いて行動に移す事もできますからね。
実は僕もある本を読んでいる途中にこの文章を書き始めました。
皆さんも自分で動き、その中から得られる気付きを多くして、是非行動に移してください。