楽天市場でお店を開くとそれぞれのお店に「担当ECコンサルタント」という人が付いてくれます。その担当が色んなことを教えてくれます。これは何もわからない状態でショップを始めた人にとっては非常に有難くて心強い存在になります。この担当者が頼りになる人かどうかで実際に店舗の売上も変わってきますから、それ程重要な存在と言えます。
ところが、この担当ECコンサルタントさんは自分で選べる訳ではありません。勝手にと言っては語弊がありますが、自分の意思ではなく楽天市場側から「私が担当です」と突然現れます。電話がかかってきたりメールが送られてきたりもしますので、こちらから連絡しなくても会話できる機会はあると思います。
ECコンサルタントさんは運営初期の担当者から何度か変わります。これはある程度お店の実力によって「配置」が決まるように感じています。つまり、優秀なお店には優秀な担当者が付いて、売れないお店にはそれなりのレベルの担当者が付くと言った感じです。
誰でもそうですが、自分のお店には優秀な担当者が付いて欲しいと思うはず。でも、それを望むのであれば自分のお店が売れるお店、優秀なお店であると判断される事が必要になってきます。もちろん最初からバンバン売れていると一番良いのですが、仮にそうで無くても広告を買ったりしながら売上の実績が上がってくると担当者は良い人に変わります。もちろん逆もあって、冴えないお店だと思われたら担当者のレベルも下がります。あなたのお店の担当が「なんかすぐに辞めてしまってコロコロ変わるなぁ」と感じるお店だとしたら、いつ辞めてもおかしくないような担当者を付けられている可能性があります。
あなたのお店が優秀だと判断されて、優秀な担当者に付いてもらおう思うなら「最初から売る」事で楽天市場に印象付ける事をお勧めします。この判断は最初の担当者や部門が判断するのだと思いますが、誰が判断するにしても売っていれば目に着くはずですよね。もちろん初月から月商100万円越えレベルで行ければ文句ないのですが、それほどでは無くても全然大丈夫だと思います。ページデザインなどに力を入れて印象をアップさせる方法もありますが、それをやって売れなかったら同じ事なので僕はデザインはそれ程重要視していません。商品によっては見栄えも大事なので「どうでもいい」という事では無いんです。ただそれよりも売れる事、数字の方が担当者には伝わりやすいと言う事です。
もう一つはこちらからのプッシュが大事です。相手は人間です。数字が上がる前に「この人は真剣にやろうとしている」と伝わるだけで協力してくれるものです。大体の人は心では絶対に売ると思っていても行動であらわさないものです。だから売れようが売れまいがこちらから売り込んでいく事で相手の印象に残りやすいと思います。実際に担当者に積極的に売り込むことで特別扱いしてもらった人を何人も知っています。だから僕は楽天市場で売上を上げたい人には「担当ECコンサルタントと仲良くなる」事を勧めています。このような人間関係が売上アップの突破口になる事も覚えておいて損はありません。
お店の運営とはまた別の「営業力」というのは、やはり人を相手にしてどれだけ関係性を構築できるかという所も大事です。インターネットであっても人間関係を疎かにせず、積極的に関わってください。きっとお店の立ち位置が大きく変わると思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。