商売というのは人それぞれのやり方があります。
こうでなければいけない!
と言う人もいますが
そんな事を言う人も10人いれば10人とも違う事を言うものです。
つまりは
その人が正解だと思えば正解で
誰にでも当てはまるやり方なんて無いのです。
ただ
これだけは確実に言える。
今日はそんなお話しです。
利益が消えてしまう魔法
楽天市場でお店を運営している中で
売上は上がっているのに辞めてしまうお店をたくさん見てきました。
商売というものは売上の大小ではなく
利益がどれだけ上がるかというのが問題だからです。
売っている数、金額は大きいのに
全く儲からないお店がある理由。
それは
販売にまつわる支払いが膨大になるから。
楽天市場の課金について説明しているページを見てみましょうか。
https://www.rakuten.co.jp/ec/plan/cost_detail/
出店料
システム利用料
システムサービス利用料(楽天ポイント、アフィリエイトなどのサービス)
R-Messe利用料
楽天ペイ利用料
ここまでが必須です。
必須ですよ。
楽天市場で売る為には絶対に払わなければならないのです。
加えて楽天市場には様々なオプションがあり
メルマガ
楽天GOLD
CSV一括編集機能
などはやっているお店が多く数万円の出費になります。
さらに楽天市場はECコンサルという営業マンが「広告」を買う事を勧めて来る。
これをやらなければ売れないのなら払いますよね。
ここでまた数万円の出費です。
他にも送料無料の負担もありますしね。
さて
あなたは一体楽天市場にいくら払わなければならないでしょうか?
お店によって違うので詳細は言いません。
でもかなり払う事になるのは想像できるでしょう。
(リンク先にシュミレーション機能があるのでやってみると参考にはなります)
結局売っても売っても楽天市場に支払う金額が大きければ
利益は大幅に削られてしまうという事。
まぁ、楽天市場に出店するという事は
それを覚悟でやるんだから仕方ないんですけどね。
でもやっぱり出来るだけ多くの利益を出したいのなら
「利益率の高い商品を売る」
しか無いのです。
まず間違いないのは
ネットの仕入サイトから仕入れていたのでは到底高利益率にはなりません。
もし「ネッ○ー」や「スー○ーデリ○リー」などから仕入れている人は
楽天市場ではなく自社サイトで売る工夫をする事をお勧めします。
少ない利益でもやっていける人なら全然いいんですが。
僕の周りではやっぱり低い利益率で苦しんでいるお店が多くて
どうにかして利益率を高くしたいと考えています。
少し事例を書いておきます。
「オリジナル商品」を企画する
「バッタ屋」や「倒産品」を仕入れて来て販売する。
ゴミ同然の物をもらってきて商品化する。
本当にやっている事例ばかりですから
あなたにもやろうと思えば出来る筈です。
自分が好きな商品を売るのもいいですが
楽天市場は「好き」よりも「儲かる」事を前面に出さないと市場です。
ビジネスとして割り切る事が必要ですね。