祝日の10月10日。
今年2022年から「スポーツの日」と改められて初めて迎えた祝日ですね。昭和の頃は普通に「10月10日は体育の日」でそこら中でスポーツのイベントが開催されていた。そんな昔の感じに戻らなくてもいいけど、普通に外でスポーツが出来るようになればいいなと思った次第。
さて、そんなスポーツの日にちなみまして、今日はわたくしが応援している阪神タイガースについて久しぶりに書いてみます。もちろん話は無理やりビジネスにも繋がっていきます。
今行われているのは通常のシーズンの戦いが終了した後の「クライマックスシリーズ(CS)」です。1位から3位までに入ったチームがこのシリーズに進出して勝ち残ったチームが日本シリーズに進出するという、通常シーズンの成績を帳消しにしてしまう理不尽な戦いです!
そんな理不尽な戦いを何故やるのか?
それは「観客動員(売上)」の為。
つまり球団の利益に繋がるから。普通は順位が決まれば優勝チームのみが日本シリーズに進出するので他のチームは順位が決まった時点で来年に目を向けて練習のような気の抜けた試合をします。当然それを見に来る観客は激減する訳です。
ところが、日本シリーズ進出がかかる「クライマックスシリーズ」への出場権がかかることで、どのチームもそこに向かって真剣勝負を続け、結果お客様が真剣に応援する日が増える。そうしてクライマックスシリーズに進出できれば、そこでまたお客様が応援に来て売上が上がる。そういうシステムな訳です。
上手い事できてますよね。でもこれに異論を唱える人も多くいます。せっかくシーズンの順位を半年間戦って決めたのに、このシリーズで結果的に優勝チームが日本シリーズに進出できなくなる可能性があるんですからね。まぁ賛否両論会っていいと思うんですが、プロ野球はあくまで興行ですからお金儲けになる事を考えて当然なんですね。
僕たちのネットショップもこのような姿勢は見習っていくべきだと思いますね。
よく言う「商魂たくましい」という奴です。僕は阪神ファンですが、例えばヤクルトが優勝したら便乗して「ヤクルト優勝おめでとう!記念セール」をやっていいんです。
大手モールは「5の付く日」をイベントデーに指定して売上が上がる仕組みを作っていますよね。スーパーセールや買い物マラソンなどもあります。イベントは自分達で勝手に作るものなんです。
問題は、そのイベントをどのように多くの人に伝えるかという事。
大手モールならテレビコマーシャルやネット広告で行っていますね。僕達零細ショップはどうするかを考えないといけないんです。
やる事は
「告知できるお客様を集める事」
です。
つまり普段からメールマガジンの登録やSNSのフォロワー数を増やしておくということ。これができていれば、お客様にお得なイベント告知ができます。そしてその時に来店してもらう事に繋がるんです。
来店さえしてもらえれば売上が見込めます。売上はお客様の訪問数で決まります。こちらから告知できる、連絡が遅れるお客様の情報をどれだけ保有しているか。ここが問題なんです。
プロ野球のような大きなイベントでも「ファンクラブ会員」には特別な告知をしたりする球団もあって売上アップに努めています。
小さなネットショップも見習ってお客様を喜ばせる事ができる仕組みを作っていく。そうすることで