昔、楽天市場の公式書籍である『楽天市場公式 ネットショップの教科書』を購入して読んでいたことがある。
当時読んでみて思ったのは「当たり前の事ばかり書いてある」という事。
経験の浅い僕はその「当たり前」の重要性に気付いていなかったんだろうと振り返って見て思う。ちょっと恥ずかしいな。
お店を魅力的にする方法を知っていますか?
15年ほど前に出た本だから、今となっては内容は古い。
これよりもわかりやすくて内容の濃い書籍もあるかもしれない。
実際に僕もこの本は手放してしまった。
ところが先日、ネットでたまたま見かけた記事がこの本に掲載されている内容が書かれたものだった。
楽天市場公式 ネットショップの教科書 オンライン版
https://webtan.impress.co.jp/e/2007/12/04/2048
ネットショップでは、お店の魅力は「コミュニケーション量の二乗」
ここで目にした内容は
魅力あるお店、お客様から好かれるお店にするための考え方の指針として、「よいサービスを提供すること」という視点で考えてきました。もう1つ、魅力の基準になるものがあります。お客様との「コミュニケーション量」です。
これはつまり、買ってくれたお客様との接触頻度を増やせと言う事。
接触頻度ってどうやって増やすのか?
15年も前の記事なのに、ここではブログやSNSにも言及していて時代を先取りしている感はある。(その割には楽天市場は古臭い印象なんだけどね)
そしてこの記事の最大のコピー要素がこれ
「お店の魅力 = コミュニケーション量の二乗」
というもの。
コミュニケージョン量の2乗っていうのがよくわからないんだけど、それも一応説明されていてるから載せておきます。
「お店の魅力=コミュニケーション量の二乗」の意味としては、コミュニケーション量が増えてクチコミしてくれるファンが増えれば増えるほど、たくさんの人にお店の話が広がっていき、新しいお客様が増えてお店がにぎわっていくということです。
要するに「コアなファンと密な接触を増やすことで、その人が持つコミュニティ内でクチコミが起こりやすくなる」という事で、その「コアなファン」を増やす事ができるのがインターネットであり、それぞれのツールであると言う事。
なるほど。それは間違いないね。
ではその具体的な方法はというと・・・
それは書いていない。
残念!
でも大きなヒントは書かれているんだよね。ブログもSNSも「コミュニケーションツール」として捉えていると言う事。
ネットショップにとってインターネットは単なる商売の情報発信ツールでは無く、お客様との距離を圧倒的に縮める事ができるコミュニケーションツールなんだね。
この事を理解して、お客様とのコミュニケーションを重ねる事が正しいインターネットツールの使い方であると再認識させてくれたこの本。
もう手元には無いけれど、この
を皆さんも一度読んでみる事をお勧めします。
いやー、勉強になりました!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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