僕は世の中の「良い話」の殆どが「嘘」だと思っている。
まぁ嘘では無くても
ほぼほぼ「盛っている」と思う。
人に何かを伝える時
まして
自分にとって利益になるようにしたい時
その話をするときには
少なくとも興味深いモノで無いとダメですよね。
そうすると
面白くないとダメだし
ワクワクするような展開が必要だし
必要のない事実は省かないといけないし
不利益になりそうな事は隠される事が多い。
だとしたら
その内容は殆ど「嘘」に近いんじゃないかと思う訳です。
例えば僕が
年商3億円を稼ぐショップを指導しました!
という事実を言ったとしても
その裏には成功しなかったお店もごまんとある訳です。
でもそれは言わなくてもいいですよね。
嘘じゃ無いし、言えばたまたまじゃないの?となる。
そこで必死に事実だと言い張れば余計に嘘くさくなる。
だから余計な事は言わないんですよ。
そしてそこにストーリーを付加する事で人を引き込みます。
これまで如何に失敗してきたかを語り
どん底から脱出したストーリーを話す人。
「カネなしコネなし学歴なしの引きこもりが成功した秘密」
みたいな事を言っている人はほぼそうです。
成功の裏側に失敗やマイナス面を語ることで
ジェットコースター的なワクワク感や
自分でも出来るような錯覚を起こす為です。
だから
もし僕があなたに
「3年間無収入だった男が一円もかけずに楽して3億円稼ぎだしたショップの運営方法を教えます」
なんて言い出したら絶対に怪しい。笑
3億円を稼ぐショップの運営に携わったのは事実でも
それを面白く伝える事で人を惹きつける事ができないと
集客に結び付きにくいんですね。
だから多くの人が
タイトル、キャッチコピーを勉強し
ストーリー性のある文章構成にして
面白そうな印象を与えるんです。
逆に言えば
あなたのお店も同じようにすればいいんですよね。
お店の名前
商品名
これらのコピーを考える。
商品説明にストーリーを盛り込む
ワクワクして欲しくなるような文章、写真、ページにする。
これが売れる商品ページと言う事になります。
嘘ではないけれど
より良く見せるという意味では
ノンフィクションなんだけど
フィクションに近い味付けがされている
世の中の商品って多かれ少なかれこのような手法がなされてますよね。
本だってタイトルや帯の推奨者で売上は変わるし
映画も内容よりも宣伝で興行収入が左右されます。
どちらも実際に読んだり観たりするまでわからないけれど先にお金を払います。
僕らはそれでもモノを買います。
売る側になったとたんに正直者になる人も多いです。
もちろん正直でイイんです。
でも実際は違いますよね!?
という事なんです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。