ネットショップの先生

スタジオパスについて

はじめまして。
studio PASS(スタジオパス)の 森よしあき(森美明)と申します。

「売れないホームページ」を作る「自称クリエイター」時代

「森さん、あんたにホームページ作ってもらったけど全然ダメやな。ひとつも売れんやないか!」

僕がホームページを制作する仕事を始めてから何社目かのクライアントから浴びせられた言葉です。
当時の僕は自分の事を「クリエイター」だと思っていました。

「美しいものを作りたい」

「人にキレイに作ってくれてありがとうと言ってもらいたい」

いつもそう思っていました。

納品した時、クライアントはこう言いました

「キレイに作ってくれてありがとう!」と。

僕はそれで喜んでもらったと思っていたし、自分も仕事として満足していた訳です。

それが、納品後に「全然ダメ」「売れない」というダメ出しをされることになったんです。

「いったいこの人は何を言っているんだ」

正直、僕にはそんな言葉しか浮かんで来ませんでした。

「僕は作るのが仕事です。言われるイメージをデザインにして納品時には納得してくれたはずです。その結果売れるか売れないかは私の責任ではありません。」

そう言いたい気持ちを グッと飲み込んで

「そうですか、それは申し訳ありません。僕の力ではこれが精いっぱいです。」

こう言って去った僕は二度とこのクライアントとの接点を持つことはありませんでした。

「お客様は一体何を望んでいるのか」を考える

しかし、僕の中でいつまでもこの事が消えなかったのです。

次の仕事でも納品した後の売り上げが気になるようになりました。

綺麗なデザインを仕上げても、その時に喜んでもらえても、

後で不満を持たれるのではないかという不安がいつもありました。

我慢できなくなった私は心に決めました。

「売れるホームページを作りたい!」

お客様はきれいなホームページを作ろうが、出来たホームページを周りに褒めてもらおうが、喜ぶのはその時だけです。

最終的には「売り上げに結び付くこと」がホームページの役割だ。

お客様はそれを望んでいるのですから。

僕は「売れるホームページ」とはどういうものか考えました。

どうやったら売れるページになるのか試行錯誤を重ねました。
ある時一つの出来事を思い出しました。

自分が描いていた「なりたい自分」の姿

それは私がこの仕事をしたいと思って「けいことまなぶ」という雑誌を見ていた時の話しです。

そこには若くして自分の夢である「SOHOスタイルで仕事をする」事を実現している人が特集されていました。

私はこのスタイルに憧れていました。

そして、その人と自分を重ね合わせました。

「この人はどうやって自分の夢を実現させたんだろう?」

その疑問はすぐに解決されました。

インタビューの中にその人の経歴が書かれていたからです。

「デジタルハリウッド卒業」

そうです。

デジタルハリウッドという学校で勉強すればこの人のようになれるんだ。

そう思った私は、すぐにその記事に書かれていた「デジタルハリウッド」の入学案内を取り寄せました。

当時お金が無かったので、分割で支払う方法を聞き何とか入学させてほしいと頼みました。

入学できた私は、まだそれ程多くなかった「フリーのWEBクリエイター」を目指すことになり今に至るのです。

お客様が心を動かされるという自らの体験

この出来事は何を示すのでしょう?
僕は誰かに「デジタルハリウッド」の入学を勧められたわけではありません。

「なりたい自分になる」ための方法を探していた。

そしてたまたま、憧れのスタイルを実現している人を見つけた。

そんな人になるにはその人が辿った道を自分も辿ればいいと思った。

そして、デジタルハリウッドを知り入学を申し込んだ。

僕が見たのは「雑誌」です。いわゆる紙媒体ですね。

人が何かを欲しいと思うとき。

人が物を買おうと決めるとき。

それは紙媒体でもインターネットでも同じではないか?という思いに至ったのです。

僕はその時の出来事を思い出し

自分の心の動きを振り返り

自分の心理を通して、

人の購買には動機がありモノを買う。

そのことを勉強する重要性に気づくことができました。

売り手の目線から顧客目線へ

何かモノを売ろうとするとき、そこには人がいます。

その人の想いがあります。

その人が興味を持つものは何か。

今悩んでいることは何なのか。

そしてそれを解決する方法は何か。

それを示してあげるだけで、人は無性にそれを「手に入れたい!」と思います。

あの時の私がそうだったのです。

いや、みなさんも買い手側に立った時にはそうなっているはずなんですね。

買い物をする人は誰だってそうなんです。

ネットショップは売りたいと思う人が商品を並べて売っている。

そのうちの多くの人が「売り手目線」で売っている。

そして売れない売れないと悩んでいます。

あなたはどうですか?

売り手目線でネットショップを運営していませんか?

あなたは買い手になったとき、どんな気持ちで商品を買いますか?

ひょっとして、あなたは自分のお店で買い物が出来ないかも知れません。

「このお店は選べない」と。

足りないものに気づいてください。

それに気づいたとき、あなたのお店は生まれ変わります。

売れるショップは買い手の気持ちを考えています。

売れるお店はお客様に喜んでもらうことを考えているのです。

最後に

僕は「売れないホームページ」を作りたくなかった。

売れるホームページを考えたとき、「お客様の気持ちを考える事の重要さ」に気づいたんです。

自分がお客様になったとき、自分のお店で買えるのか?

足りないなと感じる事は何か?

他のお店で感激した体験は無いのか?

皆さんもそれに気づいて自分のお店に落とし込めば、必ず売れるお店になるはずです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

もし、あなたのお店にとってお役に立つことがあれば幸いです。

是非一度お会いしましょう!

◆スタジオパス
所在地:〒639-0225 奈良県香芝市瓦口2205-303
電話番号:0745-76-2227
email:info@studio-pass.com

プライベート編

プライベートでは 二人の可愛い娘の父親です!

40歳を過ぎてから結婚して、子供に恵まれたのですが少々歳をとっているため体力的にしんどさを感じながらも充実した毎日を送っています。

最近は筋トレを少々。以前やっていたので少しやると筋肉が付いた気になり、喜んでやっていますがいつまで続くか?!という感じです。

野球は大の阪神ファンで、小さい頃は掛布選手を応援していました。最近行けていない甲子園にまた行ってみたいと思っています。

昔はオーディオもかじっていたのですが、今となっては想い出と言った感じです。いつかまた復活したいですね。
子供との様子やプライベートをフェイスブックで紹介しています。

◆森美明(モリヨシアキ)
1966年9月14日生まれ
奈良県の公立高校を卒業後、京都の専門学校へ進みそのまま京都で就職。
約3年間勤めた後、奈良県のOA機器販売会社に転職し、約7年間で内勤と営業を経験。
バブル崩壊から業績悪化により、営業マンの給与体系が成果報酬型となったのを機に退職。
その後派遣業務などをしながらWEBサイトの制作を独学で習得する。
独学では多岐にわたる制作能力向上に限界を感じデジタルハリウッド大阪校へ進む。
卒業後に即起業!
2002年スタジオパスとしてフリーWEB制作
途中チームでの政策集団を数回立ち上げる。
2013年より「ネットショップコンサルティング」をスタートし現在に至る。

運営サイト

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SNSを使った情報発信も行っています。
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トラキチECコンサルタント 森ヨシアキの Twitter
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阪神タイガースの話題もどんどん発信していきますのでお楽しみに!


yoshiakimori